2007.06.08

消滅!スターフェリー乗り場

 それは去る4月1日、うちの事務所が華僑城から羅湖に移転したので、お客さんの香港空港への移動手段を事前確認すべく香港に行った時の事です。

 事務所から徒歩で20分でもう羅湖口岸。近くなったなぁ。通関をすませてKCRで一駅、上水を降りると左手にすぐエアポートバス乗り場が。A43の番号を確認。せっかくなので乗ってみた。70分で香港空港に到着。

070608_a43

 う〜ん、日曜にここまで来たのだから、ちょっと街にも行ってみたい。かと言ってエアポートバスは飽きた。エアポートエクスプレスは高い。ここはせこく青衣までバスに乗って、そこから地下鉄東涌線に。この方法が一番安いのです。

 香港島に着いて、ふと気が着いた。今日はかのお方の命日でありました。と言う訳でマンダリン・オリエンタルまで歩く。その時の写真はこちらにあります。

 日曜とは言え仕事も切羽詰まっていたのでさっさとKCRで帰ろうと思い、いつものスターフェリー乗り場に向かいました。マンダリン・オリエンタルのそばに地下通路への入り口がありますので、その階段を降り、北のスロープを上がれば真正面がスターフェリー乗り場....

....の筈なんですが、なんと行く道は塞がれておりました。工事中??スターフェリー乗り場が....ない.....

....のではなく、移転したとの事。スターフェリー乗り場は左に歩いて下さいとの貼り紙がありました。仕方なく郵便局の前をとことこ。そして郵便局の西側から北に向かう道を歩くのだそうです。


歩くのだそうです.........


歩くのだそうです.........


歩くのだそうです.........


......お〜い、


......どこまで歩かなあかんのや....


......


......


....ようやく新しいスターフェリー乗り場が見えてきました。疲れた....。

070608_ferrypier

 言っちゃあなんですが、香港ディズニーランドの建物みたいに造りっぽいと言うか玩具っぽいと言うか、貫禄のない物に変わっちゃいましたね。

 フェリーから見るとこんな感じです。

070608_ferrypier2



070608_ferrypier3

 で、前のスターフェリー乗り場と思われるあたりはこんな感じ。乗り場が木っ端みじんに破壊され、面影も何もありません。

070608_oldpier

 すみません。実はご存じの方はとっくにご存じなんですね、この情報。スターフェリー乗り場が移転したのは、昨年の11月なのです。今さらの情報で申し訳ない。ただ、やはり自分で経験すると、あまりにショックだったので。位置的にはどう移転したのか、下の地図をご覧ください。

070430_map

 九龍側のスターフェリー乗り場からの距離ですが、少なくとも今までの航路の25%はなくなって、代わりに歩くことになりました。休日の香港での過ごし方は、今までKCRで尖東、そこから徒歩でスターフェリー乗り場に行き、中環の香港上海銀行前からトラムで銅鑼灣に向かうのがお気に入りのコースだったのですが、この乗り場ではとても香港上海銀行前まで行く気にはなれません。乗船時間も短いし。それなら九龍〜灣仔のフェリーに乗って、灣仔〜銅鑼灣を徒歩で散策する方がいいや。

 どんどん変わっていく香港。でもあの乗り場がなくなったのは正直寂しい。


 おまけ。この頃ちょうど香港電影節でした。

070608_tonyleung

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2006.09.18

YesAsiaに行ってみた

 ど〜も、一ヶ月以上もあいちゃいましたね。9月6日に帰国して以来、会社の方がバタバタしてなかなかブログまで行き着けませんでした。

 さてタイトルのYesAsia、実は先月行ってきました。いつも購入したときの送りもと、ホームページの会社情報によりますと以下のように表示されています。

060918_address

 九龍のライチコック....と言う事は「茘枝角」ですね。と言う事は地下鉄の茘枝角駅から歩いていける所ではないですか。ビザ無しの中国滞在、2週間に1度は香港に出なければならないので、無目的に香港を訪問するのももったいない。いつもアフィリエイトと情報収集でお世話になりまくっていますので、ご挨拶ぐらいはしておかないと。と言う訳で行ってみることにしました。

 地図を見たところ、茘枝角は九龍東鐵の九龍塘で地下鉄に乗り換え、太子でまた乗り換えて3駅目です。

060918_metro

 住んでいる華僑城からは、いつものように深圳地鐵の世界之窗駅から羅湖まで30分、そこで通関を越えて九龍東鐵に乗り換え九龍塘までまた30分。さらに地下鉄....。

 結構かかりましたが、ようやく茘枝角駅に着きました。折角ですから駅の表示をパチリ。

060918_stationname

 外に出てみました。何の変哲もない単なる地下鉄の入り口ですが....。

060918_stationoutside

 ちなみにこの入り口から外を見るとこんな具合。

060918_front

 さてこの茘枝角駅界隈、なんだか工業団地みたいな雰囲気です。日曜なのでかな〜り静かな雰囲気。シャッターも閉まっていて閑散としています。

060918_town

 住所にあったのは確か「Yee Kuk West Street」ですね。定番の地図帳「香港街道地方指南」を片手にてくてく歩いていきますと....ありました。

060918_yeekukwest

 「Yee Kuk West Street」、漢字では「醫局西街」でした。いよいよ近づいて来たようです。何だか秘密基地に潜入するような感じになって参りました。そして目指すは「Wui Wah Building」です。前方にあるビルがそうなのかな?それにしても閑散とした風景です。

060918_street

 近づいてみました。やはりこのビルが「Wui Wah Building」のようです。

060918_wuiwah

 でもどこにもYesAsiaの看板は出ていません。本当にここなんでしょうか?前には警備の人が2人座っているだけです。念のため住所を見せると確かにここだとのこと。本当にあるのかYesAsia?警備の人の了承を得て中に入らせてもらいました。テナントの表札を一覧。

060918_hyousatsu

 ありました!そとには看板も何もないですが、YesAsiaがここに入っているのは間違いないようです。左隣に郵便受けも発見!

060918_mailbox

 ううむ、ここが全世界に中華な電波を発し続けている秘密基地のアジトであったか。さすが秘密基地、外から見たところ、こんな所に潜んでいるとは気配すら感じられませんでした。

 タイトルちょっと中身と違いましたね。正しくは「YesAsiaの近くまで行ってみた」でした。日曜でYesAsiaはお休みだし、アポも取っていませんでしたので....すみませんm(_ _)m。

 このレポートを見て驚く人って、YesAsiaの会社の人ぐらいだろうなぁ(^。^;)。

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2006.07.14

復活!尖沙咀HMV

 消滅だ復活だと、私が勝手に勘違いして騒いでいただけの尖沙咀HMVですが、先の日曜日に確認に行って参りました。前回のコメントで山根さまが書かれていましたとおり、もとのHMVの東に通る漢口道、これを挟んで向かい側、ちょっと北に歩いた「亞太中心」と言うビルにどどんと移転しておりました。

060713_hmv1

 間口は以前より明らかに広いです。入りやすい。前のHMVは上にのびている感じでしたが、新しいHMVは横に広がっているのです。近くから見てみましょう。

060713_hmv2_1

 入り口がオープンで、以前よりフレンドリーな感じはします。

 でも何だかなぁ。私の知っている尖沙咀HMVではありません。

 間口は広いです。でも奥行きはそれ程ありません。間口の半分くらいでしょうか。で、2階までしかありません。そして1階がロック・ポップスのCD、2階がDVD・VCD関係とクラシックのCD。

 おおざっぱにカテゴリーされて、分かりやすいと言えばそうかも知れませんが....。

 C−POPは1階のロック・ポップス売り場の右奥に、他と区別無く唐突にありました。

 移転前のHMVでは、まず1階で最新ヒットチャートだけを置いてあって視聴コーナーが据えられていて、「ふっふっふ、もっと知りたくば上に昇ってくるのだ!」と言わんばかりにエスカレーターが待ち構え、その上がった先の右手にはC−POPだけが特別な一角をしめていて、それこそ「どうだ、ここがC−POP発信基地だ!」と言うオーラを発していたのですが。

 ここのC−POP売り場には、そのオーラが感じ取れません。なんだか普通のレコード屋さんになってしまった感じ....。2階に上がるのも、以前のようにエスカレーターではなくて、ただの階段です。

 ポッドキャストが爆発的に普及していることもあり、CDの売り上げはかなり苦戦しているらしいですし、HMVもこうなるのは仕方ないのでしょうけど。事実、移転前のビルもいつからか4階が封鎖されたり、その後フィットネスクラブが入っていたりと、台所事情の苦しそうなのは感じられましたが....。個人的には「攻め」の戦略で移転して欲しかったなぁ。現状を見る限り、通路を狭めて出来るだけ品物を凝縮してレイアウトし、効率アップを中心に据えた「守り」の移転です。ちと寂しい。

060713_hmv3

 移転前はHMVだった建物、その後。なんか出来るみたいです。

060713_hmv4_1

 中を覗いてみました。この「登竜門」のごときエスカレーターを上がって右にあった一角が、荘厳なオーラを発していたC−POP売り場でした。強者どもが夢の跡(T^T)。







オフ会開催のお知らせ

 先月やったのにまたか!?と言わないで下さい(^^;)。台湾人ですがなぜか日本人オフ会常連のカトクさんが、今月いっぱいをもって台湾帰任となりました。また、オフ会幹事のハジメさんがお誕生日が近いこともあり、中山先生の就職も決まったということもあり(って、え〜とすみません、どちらの中山さんになりますか(^^;)?間違っても孫中山先生....なワケはない)、いろいろ合わせてオフ会の運びとなりました。幹事はいつもながら私ではなくハジメさんです。


日時:7月23日あるいは30日
   (日曜というだけでまだ未確定です)
   いつものように正午より夕方まで
会場:「聖沁殿日本料理」
   福田区深南中路華聯大厦二楼
   地下鉄「科学館」駅B出口スグ

 日にちは確定次第また告知します。送別会とか誕生パーティーとか就職祝いと言うのは口実ですので、皆さんお友達のお友達のお友達も引きずり込んで、初対面の方どうしで盛り上がってしまうのもすごくアリです。飛び入りももちろん大歓迎。華南〜香港方面にお住まいの方々、お気軽にどうぞ。千客万来でお待ちしておりますよん(^-^)/。

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2006.07.10

香港明星に遭遇

 昨日、尖沙咀HMVの移転先を確認しに行ったのですが、そのあとスターフェリー乗り場近くで人だかりに行き当たりました。

060709_star_01

 「アレックス〜〜!!」「ステフィン〜〜!!」の黄色い叫び声に、マイクやビデオカメラ。運良く明星さんの録画の現場に居合わせたのです。

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 「アレックス」は方力申(アレックス・フォン)、「ステフィン」は鄧麗欣(ステフィン・タン)でした。ステフィン・タンは亜州明星総覧には未登録です。すみません。雰囲気からするとお芝居じゃなくて、なんかのキャンペーンで一日警察官かなにかやっているような感じでした。

 と言う訳で、後は解説抜きで画像をご紹介。

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 尖沙咀HMVのレポートは、またあらためて....。

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2006.06.27

消滅!尖沙咀HMV

060627_hmv

 なんと唐突な。

 先日の日曜に、相変わらずビザ取ってないので香港を徘徊しに出かけました。久しぶりにホンハムで降りて尖東界隈をぶらぶらし、重慶大廈でサモサを買い込んで尖沙咀のHMVに向かったんですが。

 確かここにあったと思いましたが、記憶違い?通りを間違えたかとも思いましたが、やはりここ以外にあり得ない。

 見たところは、とても「改装中」どころの雰囲気では無さそうです。

 私が初めて香港を訪れたのは1990年。この時はまだHMVはありませんでした。街角の屋台にはコピーもののCDなんかもどっさり売られていて。

 1995年に訪れたとき以来、香港HMVのチェーンのなかでは最大級の店舗面積を誇る尖沙咀店。新譜のチェックなんかにもよく行きましたよ。

 諸行無常。栄枯盛衰。10年余りの間お世話になりました。合掌。

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2006.03.27

古本を香港で売って下さい!

 ようやく温かくなったかと思ったら、最近は雨ばっかりです。スーパーに買い出しに行くのもおっくうになります。

 中国滞在ビザの無いわたくし、2週間に1度は国外に出なければなりません。と言ってもパスポートに出国スタンプが押されればオッケーなので、自宅から最寄りの地下鉄で30分、羅湖経由で香港に行ってきました。

 春の香港界隈、なんだか日本人が多いです。この時期って休みをとりやすいんでしょうか?ペニンシュラの周辺では無防備に日本語のガイドブックを広げて佇む女性があちらこちらに。通りすがりのおじさんの団体も関西弁だったりで。いつものようにHMVで港台の新譜のチェックをしておりましたら、なんとここにも日本人。「華流」関係の雑誌のコピーを何枚も取り出しながら友人と「これが最新盤じゃない?」とか話していました。うう、もしかしたら私のサイトを覗いた事があるかも知れません。昨日のお昼に尖沙咀HMVで赤いリュックを片がけしたオッサンを見かけましたか?それは私です(^^;)。

 さて今回ちょっと銅鑼灣の崇光(そごう)でお買い物。日本の食料品などは大抵深[土川]のジャスコで間に合うんですが、そごうの品揃えはその比ではありません。ジャスコになくてもここに来れば大体足ります。そごうの地下2階食料品売り場。日本語率、極度にアップです。味噌のコーナーでは駐在員の奥方様とおぼしき女性が数名かがみこんで吟味の真っ最中。お菓子のコーナーではしゃぐ日本人のガキンチョ。ちょっと微笑ましい。

 そしてここの11thフロア、日本で言う12階には日本の本が売られています。ひさしぶりに覗いてみましたが、去年よりもフロアを拡充し、思いっきり充実した品揃えになっています。物色する人々も老若男女含め、9割がたが日本人って感じ。これでもかと言うくらいの日本語の洪水です。漫画本のところでは日本人の青年が2人、アニメの声優についてアツく語り合っていたのが印象的でした。やはり輸入しているだけあって日本よりかなり割高。当然なのですが。

 本屋と言うと、香港や華南に駐在していて知らない人はいないであろう、そして旅行で来られる方にはほとんど知られていない(と言うより用がない)であろうと言うスポットがあります。

 その名もトマトブックス。

 場所は意外や、これまた日本語比率の異様に高い尖沙咀デューティーフリーショップのすぐ近く。地図で示してみます。

060327_tomatomap

 デューティーフリーショップは南に大きな入り口があるのですが、奥に入って左側、西の方にも入り口があるのです。道の向こうから撮影してみました。

060327_tomato01

 ここの右側がデューティーフリーショップになりますが、左側にエスカレーターがあります。ここを登ります。

060327_tomato02

 エスカレーターを登り切ったら右に曲がります。廊下の右手がイタリアントマトカフェ、そして左手が目指すトマトブックスです。

060327_tomato03

 ここがそごうと違うのは、古本が売られている事です。つまり日本人駐在者や長期旅行者などが読み終えた本などを買い取り、また他の方に読まれていくと言う、在留日本人のリサイクルの場なのです。立ち寄る人も当然日本人ですが、観光で来たような方はめったに見かけません。

060327_tomato04

 こんな感じで香港では日本の本は手に入りやすいのですが、中国本土に入ると文化局の規制がかかり、ほとんど売られている事はありません。勢い華南方面に長期滞在している人々は「読み物」が欲しくなったらはるばる香港まで足を運び、カバン一杯にまとめ買いして戦場に舞い戻っていくのです。ここは香港はもちろん、華南戦線一帯への「読み物」の一大補給基地なのです。

 ただ、ちょっとここへの供給が足りないような気がします。香港に旅行しようと言う方、帰りにはお土産などで一杯になるスーツケースも、行き掛けには空間が結構あるんじゃないでしょうか?そこにちょっと読まなくなった本を入れて、デューティーフリーショップに行ったついでにトマトブックスに持って行きませんか?なかなか海外でこうやって小銭を得ると言う経験はないかと思います。考え様によってはオシャレ....でもないかも知れませんが、ボランティア気分で古本を持ってきて下さると大変助かります。

 香港に来られる方、どうか古本を売って下さい。

tomato books

UG03, THE SUN ARCADE, 28 CANTON RD., T.S.T.

TEL : +852-2314-3283


 香港での用事を終えて羅湖でボーダー越えの列に並んでいると、なぜかここも日本語率が高い。春休みなので学生さんが旅行に来ているようです。昨日は輪行袋をかついだ青年もいました。「日本製の」「高価な」「自転車」を持ち込んでの中国旅行ですよ....格好の標的になりそうです。盗られても笑い飛ばせる太い神経を持っている事を願います。それに、中国の道は路肩付近にとんでもないゴミなどがやたらめったら転がっていますので、くれぐれも慎重に走って下さい。一路平安!

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2006.03.14

寒波再来ヽ(`Д´)ノ!!

 ここ亜熱帯の深[土川]方面にまた超寒波が襲来しました。

 日曜は仕事の画材購入のため香港に向かうべく昼前に寮を出発したのです。そとは薄曇りですが結構なぽかぽか陽気。仕事でも無いんだしとTシャツとジーンズにサンダル履きで深[土川]地下鉄で羅湖のボーダーに。ボーダーを越えていざKCR(廣九鐵路)に乗ったところ、なにやら肌寒い。外がぽかぽか陽気のせいなのか、車内はクーラーを効かしているのです。終着の尖東站まで45分。ぽかぽか陽気もどこへやら、むき出しの腕が冷たい。

 ようやく地上の風にあたって体調も回復。スターフェリーで中環に渡り、画材屋探訪の為に徘徊。まだまだ歩き回ると汗も出るくらいの気温です。中環〜灣仔〜中環と動き回り、夕方にまたKCR(廣九鐵路)に。この頃にはさすがに陽気もなく、それどころか電車が地上に出たら雨まで降ってきました。この状態でクーラーなんかつけるなよ!と思うのですが、そこは香港。ちょっとやそっとの寒さではクーラーは切りません。

 何やら体調がおかしくなってきました。ボーダーを戻って深[土川]地下鉄に乗る頃には悪寒が走り、終点を降りたあとは冷たい雨の中、体が小刻みに震えるのを感じながら寮に小走りに帰りました。完璧な風邪の初期症状。さっさとふとんに入って眠りました。

 よく月曜は朝から10度くらいの気温。通勤時には手がかじかむような感覚。今日火曜日も寒いです。風邪の方は爆睡してなんとかなおしましたが、もう寒いのはごめんだなぁ。今日の夕方から温かくなるそうです。

 写真は画材屋探訪のおりに撮った香港の風景。やっぱり好きです、香港。

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2005.12.30

Google Mapで香港散策

 先ほどなんとか、ようやっと年賀状を出してきました。画像は元日にはこちらでも公開するつもりです(^。^;)。

 なぜだか年末に仕事が集中し、ドタバタしてブログもほったらかしでしたが、まあ締めくくりぐらいはきっちりやっておきましょう。タイトルのGoogle Mapですが、前回の中国出張中に従業員の間で盛り上がったのです。なにしろ自分の住んでいる街が詳細な衛星写真で鑑賞できるのですから、臨場感あることこの上もなし。サイトを鑑賞中に思わず表に出て手を振ってみようかとさえ考えてしまいましたが、実は数年前の衛星写真を使用しているとのことで、残念ながらリアルタイムではありません。

 どんな感じかといいますと、例えば新宿副都心。

051230_shinjuku

 走っている車まで見えています。いつの撮影だろう。

 そしてこのGoogle Map、「マップ」の方は海外をサポートしていないんですが、実は「サテライト」にすると、世界中の衛星写真が観察できるのですよ〜。たとえばこちら。

051230_starferry

 知っている人ならピンと来るはず。九龍側のスターフェリー乗り場近辺です。香港はこの他の場所もかな〜り鮮明に観ることができます。

051239_disneyland

 これは香港ディズニーランド。画像が古いのか建造中のものです。う〜ん残念。

 Google Map、結構遊べますよ。皆さんもちょっと覗いてみてください。

 と言う訳で、皆様よいお年を(^^)/。

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2005.10.16

香港ディズニーランド:野望編

 前回「何故ゲートまで行って戻ってきたのか!?」と言うお叱りを受けましたので(^^;)、さる国慶節休暇に行って参りましたよ香港出銭ランド。その前にバスで香港の高速道路を走りましたが、香港ディズニーランドへの標識はこういう風になっています。

051016_highway

 チケットはあらかじめ香港ディズニーランドのホームページで予約して、前日に香港駅のディズニーランド専用のインフォメーションセンターでゲット。外国人なので英語の地図を渡されました。もしかしたら漢字版の方が分かりやすかったかも。当日は常宿の銅鑼灣から地下鉄港島線で中環へ行き、香港駅から東涌線に乗ります。昨今の渡航解放政策に伴い、香港で「找換人民幣」の看板がやたらめったら増えだしたし、ワトソンズでも人民元で買い物できたりするんですが、いざ東涌線の地下鉄に乗ってみると車内の北京語率がさらにぐぐっとアップしていました。目的地は同じと思われます。敵だ。

 いざ欣澳(サニー・ベイ)駅からお約束のミッキー電車です。開園の10時も近いというのに思ったほどの混みようではありません。それにしても聞こえるのは北京語ばかり。う〜む。

 チケットを持っているのであっさりゲートを通過。何故かここで荷物検査をやっていて、スナック菓子を山のようにリュックに詰めた人間が足止めされていました。禁止でしたっけ?まあそれはおいといてとりあえず園内の写真を。

051016_fromgate

 混雑具合ですが、どのアトラクションも思ったより人が少なく、TDLでよく聞かれるような「2時間待ち」というのはありませんでした。数日後にニュースで知ったのですが、今年の国慶節休暇期間中の本土から香港への旅行者数は去年とほとんど変わらなかったそうです。去年は広東省籍の人だけ解放されていたのが、今年8月から中国全土で海外旅行が自由化されたのです。と言う事は広東省以外の人で「外国に行ける」状況になった時に、香港を旅行先に選ばなかったという事でしょう。何かわかります。まだまだ海外旅行は高価で一世一代のイベントな訳でしょうから、せっかく行くなら外国か国内かよく分からない香港より断然ヨーロッパでしょう。おかげで1日ですべてのアトラクションを制覇できましたが、国慶節休暇期間中の香港ディズニーランドの売り上げは予測を大きく下回ったそうです。

 アトラクションはどれもクオリティーが高くて、特に舞台劇などはきめ細やかな演出に感嘆しました。もちろん題材はみんなが知っているディズニーアニメの物語。それが聞き覚えのある歌や音楽で徹底的に楽しませてくれます。比べるとうちのご近所の某民俗文化村の演出の荒さが身にしみて感じられました。やっぱり20人の集団皿回しよりもターザンの肉体美です(?)。ミュージカルは私の知っている限りではラスベガス並のレベルでしたよ。東京ディズニーランドと比べてどうなのか?と言うと....すみません。行った事ないので比較出来ません。

 おみやげ屋さんにも行ってみました。面白い事にアトラクションでは北京語率が高かったのに、おみやげ屋さんに行くと日本語率がぐぐっとアップしているのです。君たちは何しにディズニーランドに来ているのだ。気持ちは分かりますが。ダントツ人気は香港ディズニーランド月餅です。私も会社へのおみやげに買って帰ろうかとも思いましたが、日本人相手ならともかく、季節柄すでにみんな月餅は食べ飽きていると思い、クッキーを買う事にしました。しかしこれがくせ者で、日本人のツボをついたおみやげは大概「Made in Japan」なのでありました(^-^;)。ベルギー産とかのは何か硬くてまずそうです。仕方なく中国製を購入。

 パレードもしっかり見物しました。演員さんたちも隙のない演技で表情もにこやかです。某民俗文化村のだらだら連なっていくパレードとは比べようもありません(^。^;)。いくつもの山車が続いて、トリはもちろん天皇皇后両陛下のお出ましです。

051016_micky

 そうそう、広東語で「ミッキー」「ミニー」をどう呼んでいるのか聞けました。漢字だと「米奇」「米[女尼]」。これは北京語なら「mi3 qi2(ミーチー)」「mi3 ni1(ミーニー)」で結構もとの発音に近いのですが、こちらでは漢字をそのまんま広東語読みしています。カタカナにすると「マイケイ」「マイネイ」。発音は正確ではないですが「ニイハオ」の言い方で当てはめるとよろしいかと。呼びかける時は「ア〜」が付くので、アトラクションでは「マイケイア〜」「マイネイア〜」と呼ばれていました。異国情緒たっぷりです(^-^;)。

 さて、よく言われているお客さんのマナーですが。はっきり言ってひどいです。とにかくならぶ事を学習していないようで。日本だと列を作ると暗黙のうちに秩序ができあがるのですが、その「暗黙の間合い」を平気で無視して、とにかくカウンターゲートの前までは先に行ったもん勝ちだとでも思っているんでしょうか。だいたい傍若無人なガキが割り込んできて前に進もうとしますな。日本なら親が叱って引き戻すところですが、何とまあ、親も子供の名前を呼びながら便乗して順番を抜かしていくのですよ。別に悪いとも何とも思っていないらしい。どのアトラクションもこんな感じでいい加減辟易しました。ミュージカルでは「フラッシュ禁止」にもかかわらずばしばし光がまたたく始末。これこれ、子供を椅子の上に立たせるんじゃない。後ろの客が見えなくなるぞ。他人に迷惑をかける事を屁とも思っていないらしい。

 極めつけはダンボの乗り場。ただダンボに乗ってぐるぐる回る乗り物なのですが、カウンターゲートを過ぎたあたりで大の男が2人で大声で口げんかを始めました。こちらの事ですからいわゆる粗語をふんだんに交えて相手を応酬し、第3者にいかに自分が正しいかというアピールをするために大きな声で屁理屈をまくし立てる。しばらくの沈黙。しかし黙ったままでは一方が面子を失うので、思い出したように大声の屁理屈が応酬されます。この沈黙の時間が実にピリピリした空気。夢の楽園が一気に殺伐とした雰囲気に包まれてしまいました。お前らの面子なんかどうでもええから、大人がダンボの順番ぐらいでぐたぐたぬかすなよヴォケo(`ω´*)o!!

 気を取り直しましょう。日も暮れて参りましたので花火を見物しました。いやもうすばらしい。聞き覚えのある曲に合わせて花火がリズミカルに打ち上げられていきます。掛け値なしにこれは観て損はないです。値打ちあるなぁ。

051016_fire

 閉園も迫ってきましたので宿に戻る事にしました。幸い単線ながらミッキー電車はフル稼働でピストン輸送しているので楽に乗れましたが、欣澳(サニー・ベイ)駅からの列車本数が追いついていません。私たちはプラットホームの一番前にいたんですが、後ろはかなりの人が。ようやく列車が到着し、がらあきの列車の椅子に座ろうとしたその瞬間、同行者が後ろから突進してきた北京語を喋るガキにはね飛ばされ、席を奪わてしまいました。さすがに深圳の地下鉄でもこんなマナーの悪い子供は絶対いません。どこの田舎もんじゃこのクソガキめヽ(`Д´)ノ!!

 アトラクションも充実していてパレードも花火も最高。しかしこのマナーの悪さは最低です。かの地では「仕方ないなぁ」ですまされる習慣も、こういうくまなく演出された空間では許されるものではありません。それどころか余計にその「悪い習慣」が浮き彫りになるのです。もちろんこんな人間ばかりが来ている訳ではないのですが、一部でもそう言う人がいると非情に目立ってしまうのです。だいじょうぶかなぁ、ここ。香港ディズニーランドよ、君には何の落ち度もない。君の行く末はひとえに来訪者のマナーにかかっている、と思う。


 おまけ。「電車男」が去る10月6日から香港でも公開されました。

051016_trainman

 
 ディズニーランドの帰りに地下鉄に乗っていたら、車内の電光掲示板に「(´・ω・`)」とか「_| ̄|○」とか表示されたので何だと思ったら電車男の宣伝でした。なかなか好調らしいです。

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2005.09.19

香港ディズニーランド

 ちと間があきました。もともと遊びに来ている訳ではないのですが、とりわけ今回の出張はえらくばたばたしていて、気が付いたら香港のディズニーランドも開園しちゃっているじゃありませんか。諸般の事情で15日以内にいちいち中国を出なければなりませんので、こっちに来てから既に3回ほど香港に行って来ました。で、地下鉄の駅に行ってみると案内板がこんなんになっていたのです。

050914_metromap1

 ディズニーランドの所にぴろっと線路が通っているのです。いつの間に?ちょっと拡大してみましょう。

050914_metromap2

 ディズニーランド行き専用の鉄道が通っています。調べてみたら先月から開通していたとの事。ううむ、心の奥に封印していた「鐡」の魂がめらめらと燃え上がってくるのが分かります。と言う訳でディズニーランド....のゲートまで行ってみる事にしました。

 とりあえず九龍広東道の中港フェリーターミナルで夕方蛇口に向かう船のチケットをゲット。ここからディズニーランドに行くならエアポートエクスプレスと並んで走っている地下鉄東涌線の九龍站から乗ればいいや.....と思って九龍駅に向かいましたが、まあその遠い事遠い事。ここが九龍かと言うほど繁華街から遙か埋め立て地の西の最果てにあるのです。途中は雑草の生えた更地ばかり。歩けど歩けど駅があるであろうと思われるビルディングにいっこうに近づきません。通る人もまばらで、それも駅に向かうのではなくて家にいてもすることもないのでただぶらぶら徘徊していると言うようなご隠居ばっかり。

050919_kowloonstation

 ここは本当に九龍ですか?これではまるで大阪南港の中に作った駅に「なにわ」と名前を付けるような物です。フェリーターミナルから歩く事半時間あまり、ようやく九龍駅にたどり着きました。この駅、まったく徒歩でのアクセスを考えていないようですな。

 ここから地下鉄に乗る事15分あまり。ディズニーランドリゾート線への接続駅である欣澳(サニー・ベイ)駅に到着しました。ここはディズニーランド接続のために作った新駅だそうです。

050919_sunnybay

 しばらくすると電車がやってまいりました。

050919_sunnybay2

050919_mado

 窓がミッキーです。

050919_tsurikawa

 吊革もミッキーです。凝ってます。

050919_disneystation

 ディズニーランドリゾート駅に着きました。

050919_disneystation2

 駅の外観。クラシカルな雰囲気に作り込んであります。

050919_gate

 正面ゲート。プロムナードは立ち入り自由です。見回すと、とりあえず入場料の要らないここに来るのが目的の人も結構いてます。

050919_pier

 埠頭。バスや鉄道だけでなく、船でも来る事が出来る....との話もありましたが、今のところ運行している船は無いようです。

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 と言う訳で、この柵の先は入場料が必要ですので、今回はおあづけ。

 東京ディズニーランドはおろか、地元のユニバーサルスタジオジャパンや海遊館にさえ行った事のない私ですが、実は来月の入場チケットを手配しております。何やら入場者のマナーの悪さが中国民俗文化村レベルらしいと言う不穏な話も聞いていますが、それも含めた中身のレポートは次回。

香港迪士尼樂園


....おっと、肝心のアレを書き忘れていましたので追加です。 香港ディズニーランド開園記念アルバム

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 香港や台湾の明星がディズニー映画の主題歌を歌っているのですが、なんと参加者の豪華なこと。以下にずらずらっと紹介します。

【讓奇妙飛翔】.... 張 學友(ジャッキー・チョン)
【世界真細小(小さな世界)】....映画「ニューヨーク・ワールドフェア」より....Twins(ツインズ)梁 洛施(イザベラ・リョン)・BOY'Z ・關 智斌(ケニー・クァン)・ 鄭 希怡(ユミコ・チェン)
【新的世界(ホール・ニュー・ワールド)】....映画「アラジン」より.... 陳 奕迅(イーソン・チャン)
【When you wish upon a star(星に願いを)】....映画「ピノキオ」より....莫文蔚(カレン・モク)
【米奇進行曲(ミッキーマウス・マーチ)】....映画「ミッキーマウス・クラブ」より....Twins(ツインズ)
【海洋之心(アンダー・ザ・シー)】....映画「リトル・マーメイド」より....蔡 依林(ジョリーン・ツァイ)
【他約我去迪士尼】....陳 慧琳(ケリー・チャン)
【基本需要(ザ・ベアー・ネセシティ)】....映画「ジャングル・ブック」より.... 謝 霆鋒 (ニコラス・ツェー)
【風之彩(カラー・オブ・ザ・ウィンド)】....映画「ポカホンタス」より....李 玟(ココ・リー)
【不死的真愛(愛の芽生え)】....映画「美女と野獣」より.... 容 祖兒(ジョイ・ヨン)
【影中我(リフレクション)】....映画「ムーラン」より....陳 慧琳(ケリー・チャン)
【[イ尓]是我唯一所愛(サークル・オブ・ライフ)】....映画「ライオン・キング」より....庾 澄慶(ハーレム・ユー)
【讓奇妙飛翔】.... 張 學友(ジャッキー・チョン)

....う〜む、アルバムとしての脈絡は全然無いぞ(^-^;)。「你是我唯一所愛」は、もしかしたら「サークル・オブ・ライフ」じゃなくて「ハクナ・マタタ」かも。とっとこハム太郎も歌っていたTwinsによるミッキーマウス・マーチって、ツボにハマってるなぁ。ディズニーランドの地図がオマケに付いているので注文しました。

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