2016.01.13

熱情、南台湾。

 台湾には「國語」、あるいは北京語と言われる歌謡界のほかに台湾語の歌謡界があります。1987年の戒厳令解除から一気におおやけに出ました。出たのはいいのですが今まできっちり規定してこなかったので漢字表記が泥縄式でよくわかりません。ベタです。それとは関係ないかも知れませんが歌謡番組もベタです。

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....何だか女性が多い感じがするのは気のせいです!
70年代からアンダーグラウンドで延々と歌われて来た台湾語歌謡界、日の目を見たのはいいのですが、哈日世代にとってはもはや演歌はダサいと思われているんでしょうか。そして21世紀になると音楽はダウンロード配信によるボーダーレスの波が押し寄せ、台湾語はローカルの波間に消え去ろうかと言う方向です。私もPCが1台あれば充分で、CDぜんぜん買わなくなりました。時代は動くのです。そんな2016年。なんか悲しい。


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2007.11.07

ノラ・ミャオは今....?

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     可憐だなぁ。




 「ドラゴン怒りの鉄拳(原題:精武門)」の時のノラ・ミャオです。ブルース・リーに憧れた当時の男子どもは、また皆が皆ノラ・ミャオにも憧れたものです。

 「ドラゴン怒りの鉄拳」では、悪辣非道な小日本鬼子に立ち向かう中華英雄:ブルース・リーと言うストーリーで、思いっきり日本人が悪役で出てきます。その敵方の日本人を演じたのが橋本力さんで、この人、大映映画の「大魔神」を演じられたお方。このお方が映画ではブルース・リーに蹴られて吹っ飛んでいくのですが、そこでワイヤーワークで吹っ飛んで行くところを勤めたスタントマンがジャッキー・チェンだったそうです。「ドラゴン怒りの鉄拳」には続編の「レッド・ドラゴン(原題:新精武門)」と言うものがあり、この映画の主演はジャッキー・チェンノラ・ミャオは前作と同じ役で出演しています。






 私が初めて観た香港映画は「ドラゴンへの道(原題:猛龍過江)」でした。1975年の夏休み。小学生の私は、同い歳の従兄弟と2人で京都の映画館へ向かいました。

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 これはその時に買ったパンフレット。さすがにボロボロになっておりまして、右端の綴じ部分が禿げてたりしています。

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 表紙をめくったらこんなの。パンフレット自体はモノクロ主体で、今のものと比べるとかなり地味です。

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 レコードも持っています....と言うのは嘘で、これはパンフレットの裏表紙の画像の一部。「ブルース・リーの絶叫入り」のこのレコード、従兄弟は多分今でも持ってると思う。

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 これは「ドラゴンへの道」でのノラ・ミャオ。「ドラゴン怒りの鉄拳」の頃とそれ程時間は経っていないと言うのに、可憐で清楚な出で立ちからガラっと変わっちゃいましたが。いえいえそれでもこれはこれでまた可愛らしい。

 ここでのノラ・ミャオは、ローマで中華料理店を経営する女主人。マフィアに嫌がらせを受け、故郷に助けを求めたところ、遠縁の頼りになりそうな男としてブルース・リー扮する唐龍(タン・ロン)がローマに来るわけです。で、いつものように嫌がらせをしてきたマフィアの手下をタン・ロンは卓越した技でボコボコにしてしまい、その後は泥試合あり〜の、最後にはコロッセオでの戦いで最強の相手を打ちのめすのですが、戻った中華料理店では、既に本気で怒らせてしまったマフィアによって従業員がほとんど殺されていた....と言う、お前がローマに来たのは火に油を注いだだけやんけ〜!....っと、アメリカ軍の対アフガンや対イラク作戦みたいなストーリーでありました。小学生の私には何だか分からんがインパクト強かったな〜。

 さてその後、ノラ・ミャオはいくつかの映画に出演していましたが、1980年を過ぎた頃に結婚。カナダ・トロントに拠点を移し、銀幕からは遠ざかってしまいました。ただ、芸能界から引退したわけでは無く、1990年代にはトロントのテレビ番組の司会などをしていたそうです。

 そして現在、カナダの華人向けラジオ局で司会を務めています。以下の画像は、そのラジオ局の公式プロフィールページにあるものです。

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 う〜ん、歳とってる筈なのに若々しい。




 しかし彼女、1952年生まれですよ。とすれば現在は既に55歳。このお写真でさすがに55歳と言うのは....?




 と、思ったら、こんな画像が。




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 ....確かにお綺麗ではありますし、面影もしっかり残っております。が、公式プロフィールページにあのお写真と言うのは、さすがにちょっと公共広告機構では....。










 「ドラゴンへの道」もまた、敵役として日本人が出てくるのですが、この映画でマフィアが遣わした日本人役を演じたのはウォン・インシク。日本統治時代の朝鮮出身のアクションスターです。

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 映画ではブルース・リーと対峙し、「おむぁえぐぁ、タン・ロンくわぁ〜!?」と、かな〜り怪しげな日本語を発し、ブルース・リーに決め技を喰らわされると「あ〜いたっ!!」「お〜いたっ!!」とか言っておりました。

 この方もその後、ジャッキー・チェンの「ヤング・マスター〜師弟出馬〜」などに出ておりましたが、やがて引退。

 そして現在は....この方もカナダ・トロントに拠点を移されております。あらま。

 ウォン・インシク氏、トロントでは合氣道(ハプキド)の道場を運営しているそうです。韓国のハプキドと日本の合気道、関連性があるのかとか、どっちかがルーツなのかとかは、勉強不足で分かりません。

 その道場のホームページにご本人の画像がありました。




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    老いた鷲や。
       



 考えてみれば、32歳と言う若さで亡くなったブルース・リー。もしご存命ならば今年で67歳。諸行無常。

 でも32歳没にして世界に伝説を作りあげたひとりの人間。どえらい。今更ながら合掌。

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2007.08.24

ラッシュアワー3だ!

 いやあ、余りの暑さにブログ書く気力がすっかり失せておりました。

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 なんだかとても日本人に見えるんですよ、彼女、張 静初(チャン・ジンチュー)。福建省生まれの中国人です。映画監督を目指して中央戯劇学院監督科で学んでいましたが、卒業後は女優に転身。中国のテレビドラマなどに出ていましたが、あまり目立った活躍はなかった様です。

 しかし2004年の主演昨「孔雀 -我が家の風景-」が2005年ベルリン国際映画祭の銀熊賞を受賞。注目の新人として期待され始めました。YouTubeでの「孔雀 -我が家の風景-」に関するインタビューの動画はこちらです。

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 近ごろでは「ポスト章子怡(チャン・ツィイー)」とも言われていたり「期待の若手女優」とも言われていますが、実は章子怡(チャン・ツィイー)より1歳下であるだけなのです。「若手」と言っていいのかしら....。


 え〜と、そうそう、タイトルにある映画の話をしようと思ってたのに脱線脱線。まだ暑さでぼけてるなぁ(^-^;)。

 張 静初(チャン・ジンチュー)も出ている「ラッシュアワー3」、いよいよ明日より公開です。「高校教師」こと真田広之さん、渋い俳優さんになりましたね〜。

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 ええもちろん本当の主演はジャッキー・チェンでございます。そしてなぜか日本の公式サイトではクレジットされていないんですが、「お湯をかける少女」こと工藤夕貴も出ております。なんでクレジットがないのー??

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 はい、と言うわけで明日から公開です。乞う御期待!!YouTubeでの英語版ラッシュアワー3の予告編はこちらです。

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2007.07.02

伍佰15年精選輯

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 カラオケで伍佰が歌えると格好いい。

 うちは老板が台湾人で、深圳近辺の取引先の工場も台湾人が仕切っているところが多いこともあり、そう言う中ではやはり台湾キングオフライブ・伍佰が人気が高いのです。

 さて先月リリースされたこのアルバム「忘情 1015 精選輯」ですが、ベストアルバムなのはもちろんの事、DVDにPVが22曲分もおさまっています。豪華。

 どんなPVかと言いますと、YouTubeなんかでも結構アップされていますので、その一部をご覧ください。まずは「台湾製造」。台湾語ですが、歌詞は結構楽しい。歌詞の日本語訳はファンサイトである流浪伍佰的世界の「資料集」のページを辿って下さい。そこの「訳詞その他」のところで曲名をクリックすると表示されます。

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 お次は、沢田研二の「時の過ぎ行くままに」のカバー曲としても有名な「愛你一萬年」。この曲は残念ながら「忘情 1015 精選輯」にはPVはありませんが、カラオケでは定番だと思いますので紹介します。結構盛り上がりますよ〜。

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 本当はここで「雙面人」に収録されている「海上的島(ハイ・シォン・エ・トー)」を紹介したかったのです。以前はYouTubeにあったのですが、今、見当たりません。この曲はゆったりした南国・台湾の雰囲気を表現しているのが良いのでもありますが、何より范曉萱(メイビス・ファン)伍佰と一緒に歌っていると言うのが気に入りました。しかも台湾語です。彼女、今まで何枚もアルバムリリースしていますが、確か全て北京語だったかと。仕事の関係で、男性の台湾語はよく耳にするのですが、女性の台湾語を聞く機会は滅多にありません。個人的には北京語より台湾語の方が人情味が感じられる気がするのですが、それが范曉萱(メイビス・ファン)の声であったりするところが何とも嬉しい。この曲の歌詞の日本語訳も流浪伍佰的世界にあります。折角ですからYouTubeから彼女のPVも紹介しましょう。むっちゃ覚えやすい歌「自言自語」です。

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 「忘情 1015 精選輯」には「海上的島」のPVも収録されています。

 久しぶりに中華なカラオケで燃え尽きたいなぁ....。

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2007.04.13

ジャッキーが来たっ!

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 いえ深圳にジャッキー・チェンが来たとかそう言う話ではなくて、もう日本で上映されているんですね、「プロジェクトBB」。原題は「寶貝計劃」、日本の常用漢字になおすと「宝貝計画」です。かの「プロジェクトA」の原題が「A計劃」でしたから、「プロジェクト」がつくのは分かるけど、さて「宝貝」とは....?中国語をやった方ならすぐわかる、これは「可愛い子」の意味。発音は「バオベイ」で、英語の「ベイビー」の当て字としても使われたりしているはず。まあ「プロジェクト・ベイビー」では映画の内容にはぴったりかも知れないけど、あんまり様にはなりませんか(^^;)。

 今回の映画はかなり豪華なキャストなのがウリでもあります。公式サイトに予告編がありましたので覗いてみました。

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 あのMr.Booマイケル・ホイ先生ですよ。64歳。26年ぶりと言う事はキャノンボール以来の競演と言う事でしょうか。

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 出ました!ユン・ピョウ先生49歳。17年ぶりですから奇蹟 ミラクル以来かな。

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おいこらo(`ω´*)o!

 13年前から今まで40本以上の映画に出演しているルイス・クー先生36歳を「香港期待の新人」とは何ですか!?確かに日本での知名度はいまひとつかも知れませんが、このキャッチは公共広告機構に訴えてもいいくらいの虚偽情報です!何をするやら日本の供給元は....。

 出演はカメオを含めて他にニコラス・ツェー26歳、ダニエル・ウー32歳、テレンス・イン31歳、アンドリュー・リン37歳、カオ・ユェンユェン27歳、シャーリーン・チョイ24歳。ちなみにジャッキー・チェンは53歳です。

....さ〜て、最近のジャッキー・チェンの話題と言えば、一部でささやかれているスタントマンの話題。

「ぼくはジャッキー・チェンのスタントマン」ブログで暴露
ジャッキー・チェン神話崩壊!?囁かれるスタントマン説?北京
スタントマン説に揺れるジャッキー・チェン、噂をきっぱりと否定

 なんでこんなに騒がれるのか分からないんですが、香港映画で代役使うの当たり前なんで、ジャッキー・チェンも当然使っているのは前から知られていたはず。

 の主演映画って、多い時は2ヶ月に1本出ていた訳で、きまじめに全シーン本人が出演していたら絶対できっこないんです。代役を駆使して1日に3人4人のジャッキー・チェンが、香港のあちこちで同時撮影....なんて事もあったでしょう。香港映画ではごく当たり前の事です。

 ただし、はアクションスターとして売っているんですから、しかできない「決め」の危ないシーンはもちろん本人が全部やっています。代役を使うのはロングショットで走っているところとか、ドタバタアクションシーンの背中しか見えないショットとか、それなりに訓練した人間であれば出来そうな場面ばかりです。監督だってそう言うシーンのために本人をわざわざスケジュール調整して撮るのも金と時間の無駄だと考えるのが当然でしょう。

 ジャッキー・チェンが「 僕はスタントマンを一切使っていない。だから今、全身どこも傷だらけだよ。」と言ったのは、その「決め」の危ないシーンでスタントマンを使わないよと言う意味だと考えるのが妥当でしょう。

 ともあれ、やっぱりジャッキー・チェン主演映画は期待大。私はまだ見ていません(^^;)が、お時間があれば劇場に足をお運び下さい。

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2007.04.01

命日

哀悼。


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2007.01.21

華麗なる一族・上海ロケ地

 1月14日、キムタクドラマの初回、見てしまいましたよ。上海ロケに釣られて。

 路面電車の走っていた神戸元町界隈のロケを上海で行ったそうなんですが。時代設定は昭和42年頃だそう....にしては、街並み古すぎ。「万博間近」の頃って、もっと近代化してたよー。昭和42年って言うと東海道新幹線開業3年目だし、昭和45年の万博ではモノレールが走って自動改札も登場してたし。ちょっと風景としては無理があるような。

 ご存じの方も多いと思われますがこの上海ロケ、実際の上海の街頭で撮ったのではないのですね。私、その昔(1987年春頃)に上海に行ったことがありまして、その頃の蘇州河の北側、ブロードウエイマンションの西側あたりなんか、まだまだ疎開時代の建物とそう変わらない物件が多く残っていて、おまけにレトロな日本語の看板もあったり、風と共に去りぬの映画の看板があったり....と言うのは、ほんの1週間前にその場所で映画のロケがあったのでした。スピルバーグの迷作「太陽の帝国」です。

 まあそんな時代もあったのですが、今の上海はそう言う街並みも路地も絨毯爆撃にあったかのように更地にして区画整理からやり直し、新宿副都心みたいな風景が何キロも延々と続き、リニアモーターカーもかっ飛ぶ異空間未来都市に変貌してしまいましたので、とても昭和42年頃の雰囲気なんか出やしません。

 と言う訳で、ロケ地は中国各所にある映画村の一つ「上海影視楽園」で撮影したそうです。路面電車の線路のある風景ですが、当たり前ですが神戸元町界隈のために作られたところではなく、疎開時代の南京東路を再現した街並みなのだそうです。と言う事は昭和10年代くらい?でしょうか。どうりでレトロ過ぎるわけで。

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 建物がレトロ過ぎるのもさることながら、どうも「日本」に思えないこの風景。何が違うのか見てたんですが、分かりました。

 路面です。ドラマで出てきたロケ地の路面の断面はこんな感じでした。

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 日本では、だいたいこういう風になっているはずなのです。

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 日本は雨が多いので、水はけを常に気にして路面電車の走る中央部が盛り上がり、道路の端に向かって緩やかな斜面になっているのが普通。これが無いために、圧倒的に違和感を感じました。これじゃあ雨降ったら道が川になる、中国によくある真っ平ら道路そのまんま。まー、テレビドラマでここまでいじるわけにはいかなかったでしょうけど。

 それにこの路面電車の走る南京東路の風景、見覚えがあると思ったら、チャウ・シンチーの「カンフーハッスル」のロケ地じゃないですか。う〜ん、イメージがどんどんキムタクから離れていく....(^^;)。


 因みに最近の南京東路はこんなです。歩行者天国になってしまいました。

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2006.10.02

慶祝・御成婚

 

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 中国では国慶節の大型連休に突入。連繋して作業する私もようやくほっとしているところです。いや〜9月の忙しさったらありゃあしませんでした。

 さて既に香港では9月30日に報道され、あちこちのブログでも取り上げられていますが、香港芸能界のサラブレット・謝 霆鋒(ニコラス・ツェー)と、これまた香港芸能界では生粋の美女である張 柏芝(セシリア・チョン)が、この程フィリピンにて結婚式を挙げたとのこと。いやあおめでとうございます。

 個人的にはニコ様自身は感じのよい俳優さんだな〜と言う印象以上のものはあまりなくて、むしろ大阪でのニコ様ファンの方々との交流の方が印象深いです。かれこれ6〜7年ほど前になりましょうか、梅田の某レコード店にニコ様が降臨すると言う事で、ファンの方々が集結。お食事会に参加させて頂きました。いやあ、10名以上もいらっしゃる女性のなかに黒一点(笑)。得難い経験でした(^。^;)。レコード店に並んでいるときに周囲に亜州明星総覧名義の私の名刺を出すと、さすがにこう言うマイナーな方々には知られているらしく、「え、あの岸上さん!?」と言う、他では絶対に聞くことの出来ないお声を頂いたりして....。以後ニコ様ファンの方々、通称「謝(ツェー)の人」とは頻繁に飲み会で乾杯する事になりました。楽しかったですね〜あの頃。

 張 柏芝(セシリア・チョン)は....なんか端正なお姿とガラッパチのお声とのミスマッチ感の印象が強くて....(^^;)。台湾のバラエティー番組で、本当に明け透けに喋りまくって「ガハハハハハ」と笑っているのを強烈に覚えておりまして、まあ写真映りには関係ないのでしょうが、これでは随分と叩かれているだろうなと心配したのをおぼえております。

 このお2方、つき合って分かれて復縁したと思ったらいきなりご結婚。既に香港のゴシップでは「妊娠3ヶ月の出来ちゃった婚」と騒がれておりますが、まず間違いなく、これ以上には無いという端正なお子さまがご誕生することでしょう。21世紀の香港芸能界でトップに立つことを生まれる前から約束されているのです。

 ともあれ、末永くお幸せに。亜州明星総覧のトップページ、偶然ですが2人が並んでおりましたので24時間限定でハートマークをつけておきました。冒頭の写真はお2人が共演した映画・「老夫子2001」。邦題は「恋のQピッド」(^^)/。

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2006.08.13

ネットラジオのJ-POP!

 8月初旬の送別会三昧の反動と言いますか、カトク君帰国後は連日連夜怒濤の深夜残業&休日出勤が続いております。クライアントがお盆前にアウトプットを所望しているので致し方ありません。とは言え量的にかなり無理があったので、結局半分はお盆開け一番に納品することで許してもらえました(クライアントの作業を考えると、お盆前に納品してもお盆開け一番に納品しても実は大差ないのです(^^;))。もちろん中国に太陽暦でのお盆なんぞはありませんので、この時期も目一杯働きますです。

 と言う事で、日中はアシスタントの女性と(事務所のレイアウトの関係で)背中合わせにひたすら作業。夜は私ひとり、深夜まで黙々と作業。


 さすがに何か音楽でもかけていないと辛いです....。


 日本にいる時には左にも紹介しているKiss Radioを流しっぱなしにして作業していたのですが、残念ながらここ深圳ではKiss Radioはかかりません。ネットが遅すぎてダメなのか、万里のファイアウォールに引っかかっているのかは不明です。1年くらい前は普通に繋がっていたんですけどね....。

 仕方ないので、手持ちのiPodをiBookに繋いで、iTunesでインストールしてある曲をかけまくり。私のiPodに入っているのは、過去10年に渡り香港台湾で買い集めたC-POPがほとんどなのです。前にも書いた蘇慧倫梁詠琪などは全曲指定していしたら朝から深夜までかかっても終わらない。しばしこの作戦でやってみました。

 しかし、結局一度聴いた曲ばかりだし自分の知っている範囲内でしかないので、これもじき飽きてきました。

 他にないかとiTunesをいじってみると、「ラジオ」のところに50s/60s POPとか、Classicalとか、Jazzとかあるじゃないですか。ひょっとしてストリーミングのネットラジオ!?BGMなんだから試しにJazzなんぞを選んでみました。

 ビットレート128kbpsぐらいの高音質はバッファがかかりまくってブツ切れになるものの、24kbpsぐらいのものを選択すれば何のストレスもなくかかりはじめました。をを、これはなかなか使えるやも知れぬ。数日Jazzを流しながら作業。結構快調です。う〜んiTunesなかなか侮れないです。インストールしていない方、無料ですので是非入れてみてください(^-^)。

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 「ラジオ」のコンテンツには他にもいろいろなジャンルが入っていました。と言う事は、もしかしたらKiss RadioとかC-POP系の放送局もあったりしたら嬉しいじゃないですか!?と言う事でその手がありそうなInternationalにアクセス。

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 HawaiianとかIranianとかPersianとかいろいろあるのですが、Chinese Popsは残念ながらありませんでした。

 しか〜し、そんななかで気になる放送局を見付けました。

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 Japan-A-Radio。コメント欄には「Anime Music & Japanese Pop」とあります。「Animation」ではなくて、日本からの外来語の「Anime」ですか!?つまり「Anime Music」とは「日本のアニメソング」と言う訳でしょうか。


 さっそく聞いてみました。


 次から次へと日本の歌のオンパレード。


 浜崎あゆみ、Yaiko、宇多田ヒカル、BoA、モーニング娘。....


 最新のJ-POPが鳴りっぱなし。


 すげー。


 アニメソングが鳴っているのかどうか分からないんですが、一緒に聞いていたアシスタントが、これはキャシャーンの曲、とか、去年のテレビドラマの主題曲とか、実に細かく教えてくれます。そう、彼女は日本オタクなのでした。日本のトレンディドラマのDVD(多分すべて海賊版)を一抱えくらい持っているらしいです。これまでにも時折、日本のアニメの登場人物の名前を話題に持ち出され「知らないんですか?」とか聞かれていたんですが、もうこうなると国の違いと言うより世代間の断絶です(^^;)。就職してからアニメは見なくなったし、日本にいないからドラマも見なくなっていますし....。

 いやあ、とにかく誰が歌っているのか、何のドラマ、あるいはアニメの主題歌なのか、実に詳しく解説してくれました。彼女もJapan-A-Radioは知らなかったそうで、喜々としてiTunesをインストールしておりました。

 この放送局、最新の曲がメインではありますが、いきなりユーミンとかがかかったりして侮れません。氷川きよしのド演歌がかかった時はさすがに日本オタクの彼女も知らなかったようで、ネットでルックスを披露したところ歌とのギャップに驚いておりました。名前をメモしていましたので中国人の氷川きよしファンが誕生したことは想像に難くありません(^^;)。ピンクレディーの「サウスポー」がかかった時には私もビックリしました。Puffyの「アジアの純真」の次は薬師丸ひろ子の「セーラー服と機関銃」、さらにお次は香西かおり今年リリースの「最北航路」、その後はミスチルの「Replay」だったり....。選曲の脈絡のなさも楽しめます。そしていきなりミニハムズ、イェイ!!

 放送局はカリフォルニアにあるらしく、日本向けではなくアメリカの日本OTAKUをターゲットにしているようなのですが、かように見事中国の日本OTAKUのハートを掴んだ模様。OTAKUに限らず、海外駐在の日本の方も結構利用価値大ではないかと思います。何となく日本のスーパーマーケットの中でも歩いているような気分になれますよ。ホームページはこちら。

http://www.japanaradio.com/

 それにしても台湾のKiss RadioJapan-A-RadioがリアルタイムにJ-POPを流しまくっているのに、なんで日本のラジオ局はネットで流してくれないんでしょうか。あると言えばわずか湘南BEACH FMと、ほか数局のみ。それもJ-POPは外した番組ばかり。やはり放送法の関係かなぁ。最近は湘南BEACH FMもバッファがかかりまくってブツ切れです。


 個人的には、短波で流されているNHKの国際放送「RADIO JAPAN」、あれをネットでストリーミングして欲しいです。....と調べてみたら、ありました(^^;)。こちらでダウンロードして聞けます。ぜんぜん知りませんでした。

....ああ、BCL世代であることがバレバレ(^^;)。ベリカードが懐かしい....。因みに当時の愛機はNationalのCouger 2200でした。

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2006.07.14

復活!尖沙咀HMV

 消滅だ復活だと、私が勝手に勘違いして騒いでいただけの尖沙咀HMVですが、先の日曜日に確認に行って参りました。前回のコメントで山根さまが書かれていましたとおり、もとのHMVの東に通る漢口道、これを挟んで向かい側、ちょっと北に歩いた「亞太中心」と言うビルにどどんと移転しておりました。

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 間口は以前より明らかに広いです。入りやすい。前のHMVは上にのびている感じでしたが、新しいHMVは横に広がっているのです。近くから見てみましょう。

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 入り口がオープンで、以前よりフレンドリーな感じはします。

 でも何だかなぁ。私の知っている尖沙咀HMVではありません。

 間口は広いです。でも奥行きはそれ程ありません。間口の半分くらいでしょうか。で、2階までしかありません。そして1階がロック・ポップスのCD、2階がDVD・VCD関係とクラシックのCD。

 おおざっぱにカテゴリーされて、分かりやすいと言えばそうかも知れませんが....。

 C−POPは1階のロック・ポップス売り場の右奥に、他と区別無く唐突にありました。

 移転前のHMVでは、まず1階で最新ヒットチャートだけを置いてあって視聴コーナーが据えられていて、「ふっふっふ、もっと知りたくば上に昇ってくるのだ!」と言わんばかりにエスカレーターが待ち構え、その上がった先の右手にはC−POPだけが特別な一角をしめていて、それこそ「どうだ、ここがC−POP発信基地だ!」と言うオーラを発していたのですが。

 ここのC−POP売り場には、そのオーラが感じ取れません。なんだか普通のレコード屋さんになってしまった感じ....。2階に上がるのも、以前のようにエスカレーターではなくて、ただの階段です。

 ポッドキャストが爆発的に普及していることもあり、CDの売り上げはかなり苦戦しているらしいですし、HMVもこうなるのは仕方ないのでしょうけど。事実、移転前のビルもいつからか4階が封鎖されたり、その後フィットネスクラブが入っていたりと、台所事情の苦しそうなのは感じられましたが....。個人的には「攻め」の戦略で移転して欲しかったなぁ。現状を見る限り、通路を狭めて出来るだけ品物を凝縮してレイアウトし、効率アップを中心に据えた「守り」の移転です。ちと寂しい。

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 移転前はHMVだった建物、その後。なんか出来るみたいです。

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 中を覗いてみました。この「登竜門」のごときエスカレーターを上がって右にあった一角が、荘厳なオーラを発していたC−POP売り場でした。強者どもが夢の跡(T^T)。







オフ会開催のお知らせ

 先月やったのにまたか!?と言わないで下さい(^^;)。台湾人ですがなぜか日本人オフ会常連のカトクさんが、今月いっぱいをもって台湾帰任となりました。また、オフ会幹事のハジメさんがお誕生日が近いこともあり、中山先生の就職も決まったということもあり(って、え〜とすみません、どちらの中山さんになりますか(^^;)?間違っても孫中山先生....なワケはない)、いろいろ合わせてオフ会の運びとなりました。幹事はいつもながら私ではなくハジメさんです。


日時:7月23日あるいは30日
   (日曜というだけでまだ未確定です)
   いつものように正午より夕方まで
会場:「聖沁殿日本料理」
   福田区深南中路華聯大厦二楼
   地下鉄「科学館」駅B出口スグ

 日にちは確定次第また告知します。送別会とか誕生パーティーとか就職祝いと言うのは口実ですので、皆さんお友達のお友達のお友達も引きずり込んで、初対面の方どうしで盛り上がってしまうのもすごくアリです。飛び入りももちろん大歓迎。華南〜香港方面にお住まいの方々、お気軽にどうぞ。千客万来でお待ちしておりますよん(^-^)/。

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