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2007.01.21

華麗なる一族・上海ロケ地

 1月14日、キムタクドラマの初回、見てしまいましたよ。上海ロケに釣られて。

 路面電車の走っていた神戸元町界隈のロケを上海で行ったそうなんですが。時代設定は昭和42年頃だそう....にしては、街並み古すぎ。「万博間近」の頃って、もっと近代化してたよー。昭和42年って言うと東海道新幹線開業3年目だし、昭和45年の万博ではモノレールが走って自動改札も登場してたし。ちょっと風景としては無理があるような。

 ご存じの方も多いと思われますがこの上海ロケ、実際の上海の街頭で撮ったのではないのですね。私、その昔(1987年春頃)に上海に行ったことがありまして、その頃の蘇州河の北側、ブロードウエイマンションの西側あたりなんか、まだまだ疎開時代の建物とそう変わらない物件が多く残っていて、おまけにレトロな日本語の看板もあったり、風と共に去りぬの映画の看板があったり....と言うのは、ほんの1週間前にその場所で映画のロケがあったのでした。スピルバーグの迷作「太陽の帝国」です。

 まあそんな時代もあったのですが、今の上海はそう言う街並みも路地も絨毯爆撃にあったかのように更地にして区画整理からやり直し、新宿副都心みたいな風景が何キロも延々と続き、リニアモーターカーもかっ飛ぶ異空間未来都市に変貌してしまいましたので、とても昭和42年頃の雰囲気なんか出やしません。

 と言う訳で、ロケ地は中国各所にある映画村の一つ「上海影視楽園」で撮影したそうです。路面電車の線路のある風景ですが、当たり前ですが神戸元町界隈のために作られたところではなく、疎開時代の南京東路を再現した街並みなのだそうです。と言う事は昭和10年代くらい?でしょうか。どうりでレトロ過ぎるわけで。

070122_movie

 建物がレトロ過ぎるのもさることながら、どうも「日本」に思えないこの風景。何が違うのか見てたんですが、分かりました。

 路面です。ドラマで出てきたロケ地の路面の断面はこんな感じでした。

070122_road_china

 日本では、だいたいこういう風になっているはずなのです。

070122_road_japan

 日本は雨が多いので、水はけを常に気にして路面電車の走る中央部が盛り上がり、道路の端に向かって緩やかな斜面になっているのが普通。これが無いために、圧倒的に違和感を感じました。これじゃあ雨降ったら道が川になる、中国によくある真っ平ら道路そのまんま。まー、テレビドラマでここまでいじるわけにはいかなかったでしょうけど。

 それにこの路面電車の走る南京東路の風景、見覚えがあると思ったら、チャウ・シンチーの「カンフーハッスル」のロケ地じゃないですか。う〜ん、イメージがどんどんキムタクから離れていく....(^^;)。


 因みに最近の南京東路はこんなです。歩行者天国になってしまいました。

070122_nanjinglu
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Comments

はじめまして。"Mac 修理"で検索してたどりついてみたらこんな楽しいブログが! 2004年、初めての中国で上海へ行きました。映画村は覗けなかったけど南京東路では二胡など色々買い物をして楽しかったです。路面の凹凸のご指摘には脱帽です。確かに何となく違和感がありますね。
あ、ちなみに私のMacも先代(OS9)の頃一度修理に出しました。HDは大丈夫でしたが、ビデオボード交換で5万円強しました。痛かったです。

Posted by: 村長 | 2007.02.09 at 07:53 下午

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