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2005.10.16

香港ディズニーランド:野望編

 前回「何故ゲートまで行って戻ってきたのか!?」と言うお叱りを受けましたので(^^;)、さる国慶節休暇に行って参りましたよ香港出銭ランド。その前にバスで香港の高速道路を走りましたが、香港ディズニーランドへの標識はこういう風になっています。

051016_highway

 チケットはあらかじめ香港ディズニーランドのホームページで予約して、前日に香港駅のディズニーランド専用のインフォメーションセンターでゲット。外国人なので英語の地図を渡されました。もしかしたら漢字版の方が分かりやすかったかも。当日は常宿の銅鑼灣から地下鉄港島線で中環へ行き、香港駅から東涌線に乗ります。昨今の渡航解放政策に伴い、香港で「找換人民幣」の看板がやたらめったら増えだしたし、ワトソンズでも人民元で買い物できたりするんですが、いざ東涌線の地下鉄に乗ってみると車内の北京語率がさらにぐぐっとアップしていました。目的地は同じと思われます。敵だ。

 いざ欣澳(サニー・ベイ)駅からお約束のミッキー電車です。開園の10時も近いというのに思ったほどの混みようではありません。それにしても聞こえるのは北京語ばかり。う〜む。

 チケットを持っているのであっさりゲートを通過。何故かここで荷物検査をやっていて、スナック菓子を山のようにリュックに詰めた人間が足止めされていました。禁止でしたっけ?まあそれはおいといてとりあえず園内の写真を。

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 混雑具合ですが、どのアトラクションも思ったより人が少なく、TDLでよく聞かれるような「2時間待ち」というのはありませんでした。数日後にニュースで知ったのですが、今年の国慶節休暇期間中の本土から香港への旅行者数は去年とほとんど変わらなかったそうです。去年は広東省籍の人だけ解放されていたのが、今年8月から中国全土で海外旅行が自由化されたのです。と言う事は広東省以外の人で「外国に行ける」状況になった時に、香港を旅行先に選ばなかったという事でしょう。何かわかります。まだまだ海外旅行は高価で一世一代のイベントな訳でしょうから、せっかく行くなら外国か国内かよく分からない香港より断然ヨーロッパでしょう。おかげで1日ですべてのアトラクションを制覇できましたが、国慶節休暇期間中の香港ディズニーランドの売り上げは予測を大きく下回ったそうです。

 アトラクションはどれもクオリティーが高くて、特に舞台劇などはきめ細やかな演出に感嘆しました。もちろん題材はみんなが知っているディズニーアニメの物語。それが聞き覚えのある歌や音楽で徹底的に楽しませてくれます。比べるとうちのご近所の某民俗文化村の演出の荒さが身にしみて感じられました。やっぱり20人の集団皿回しよりもターザンの肉体美です(?)。ミュージカルは私の知っている限りではラスベガス並のレベルでしたよ。東京ディズニーランドと比べてどうなのか?と言うと....すみません。行った事ないので比較出来ません。

 おみやげ屋さんにも行ってみました。面白い事にアトラクションでは北京語率が高かったのに、おみやげ屋さんに行くと日本語率がぐぐっとアップしているのです。君たちは何しにディズニーランドに来ているのだ。気持ちは分かりますが。ダントツ人気は香港ディズニーランド月餅です。私も会社へのおみやげに買って帰ろうかとも思いましたが、日本人相手ならともかく、季節柄すでにみんな月餅は食べ飽きていると思い、クッキーを買う事にしました。しかしこれがくせ者で、日本人のツボをついたおみやげは大概「Made in Japan」なのでありました(^-^;)。ベルギー産とかのは何か硬くてまずそうです。仕方なく中国製を購入。

 パレードもしっかり見物しました。演員さんたちも隙のない演技で表情もにこやかです。某民俗文化村のだらだら連なっていくパレードとは比べようもありません(^。^;)。いくつもの山車が続いて、トリはもちろん天皇皇后両陛下のお出ましです。

051016_micky

 そうそう、広東語で「ミッキー」「ミニー」をどう呼んでいるのか聞けました。漢字だと「米奇」「米[女尼]」。これは北京語なら「mi3 qi2(ミーチー)」「mi3 ni1(ミーニー)」で結構もとの発音に近いのですが、こちらでは漢字をそのまんま広東語読みしています。カタカナにすると「マイケイ」「マイネイ」。発音は正確ではないですが「ニイハオ」の言い方で当てはめるとよろしいかと。呼びかける時は「ア〜」が付くので、アトラクションでは「マイケイア〜」「マイネイア〜」と呼ばれていました。異国情緒たっぷりです(^-^;)。

 さて、よく言われているお客さんのマナーですが。はっきり言ってひどいです。とにかくならぶ事を学習していないようで。日本だと列を作ると暗黙のうちに秩序ができあがるのですが、その「暗黙の間合い」を平気で無視して、とにかくカウンターゲートの前までは先に行ったもん勝ちだとでも思っているんでしょうか。だいたい傍若無人なガキが割り込んできて前に進もうとしますな。日本なら親が叱って引き戻すところですが、何とまあ、親も子供の名前を呼びながら便乗して順番を抜かしていくのですよ。別に悪いとも何とも思っていないらしい。どのアトラクションもこんな感じでいい加減辟易しました。ミュージカルでは「フラッシュ禁止」にもかかわらずばしばし光がまたたく始末。これこれ、子供を椅子の上に立たせるんじゃない。後ろの客が見えなくなるぞ。他人に迷惑をかける事を屁とも思っていないらしい。

 極めつけはダンボの乗り場。ただダンボに乗ってぐるぐる回る乗り物なのですが、カウンターゲートを過ぎたあたりで大の男が2人で大声で口げんかを始めました。こちらの事ですからいわゆる粗語をふんだんに交えて相手を応酬し、第3者にいかに自分が正しいかというアピールをするために大きな声で屁理屈をまくし立てる。しばらくの沈黙。しかし黙ったままでは一方が面子を失うので、思い出したように大声の屁理屈が応酬されます。この沈黙の時間が実にピリピリした空気。夢の楽園が一気に殺伐とした雰囲気に包まれてしまいました。お前らの面子なんかどうでもええから、大人がダンボの順番ぐらいでぐたぐたぬかすなよヴォケo(`ω´*)o!!

 気を取り直しましょう。日も暮れて参りましたので花火を見物しました。いやもうすばらしい。聞き覚えのある曲に合わせて花火がリズミカルに打ち上げられていきます。掛け値なしにこれは観て損はないです。値打ちあるなぁ。

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 閉園も迫ってきましたので宿に戻る事にしました。幸い単線ながらミッキー電車はフル稼働でピストン輸送しているので楽に乗れましたが、欣澳(サニー・ベイ)駅からの列車本数が追いついていません。私たちはプラットホームの一番前にいたんですが、後ろはかなりの人が。ようやく列車が到着し、がらあきの列車の椅子に座ろうとしたその瞬間、同行者が後ろから突進してきた北京語を喋るガキにはね飛ばされ、席を奪わてしまいました。さすがに深圳の地下鉄でもこんなマナーの悪い子供は絶対いません。どこの田舎もんじゃこのクソガキめヽ(`Д´)ノ!!

 アトラクションも充実していてパレードも花火も最高。しかしこのマナーの悪さは最低です。かの地では「仕方ないなぁ」ですまされる習慣も、こういうくまなく演出された空間では許されるものではありません。それどころか余計にその「悪い習慣」が浮き彫りになるのです。もちろんこんな人間ばかりが来ている訳ではないのですが、一部でもそう言う人がいると非情に目立ってしまうのです。だいじょうぶかなぁ、ここ。香港ディズニーランドよ、君には何の落ち度もない。君の行く末はひとえに来訪者のマナーにかかっている、と思う。


 おまけ。「電車男」が去る10月6日から香港でも公開されました。

051016_trainman
   ディズニーランドの帰りに地下鉄に乗っていたら、車内の電光掲示板に「(´・ω・`)」とか「_| ̄|○」とか表示されたので何だと思ったら電車男の宣伝でした。なかなか好調らしいです。
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Comments

こんにちは。
楽しんでこられたようですね、香港ディズニーランド。
おみやげ屋さんの日本語率が高いってとこが笑えますね。
ま、ご当地物とか季節物とかを集める人って結構いますから当然かも(私の友人にもいます)

でも、買って帰って自慢してたら「日本製」では笑えませんね。

Posted by: よしだ わみ | 2005.10.16 at 08:10 下午

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