通販と言っても、たまったアフィリエイトのクーポンを中国で使ってみようと言う試みです。昨年の11月から亜州明星総覧にAmazonやYesAsiaのアフィリエイトを設定しまくっているのですが、現金化できるAmazonはまだしも、YesAsiaはクーポン方式で、いくら溜まっても結局YesAsiaで品物を購入しないと何の役にもたたないというシステムなのです。いやまあ今まで自前で買っていたCDとかの費用が要らなくなりましたので、それなりに助かってはいますが、勢いたいして必要もなさそうなものをついついアダ買いしてしまったりして。せっかく溜まったポイントなんだからもうちょっと有意義に使わねば(^-^;)。
2月18日に中国入りして、さっそくCD類を注文してみました。今まで日本の住所を登録していたのですが、今回は中国の会社宛にしました。プラウザからGBコードで住所を登録。....しかし数日後、YesAsiaから「文字化けして読めないのでアルファベットでお願いします」とメールが来ました。(^^;)。う〜んプラウザの問題かなぁ。私はMac使いなのでInternetExplorerではなくSafariを使用しているのです。やむを得ずアルファベットで入力。え〜と、ここの郵便番号は何番だろう?日本だと郵政公社のホームページで簡単に調べられるのですが、こちらの郵政局では深[土川]市全体の番号(518000)しか分かりません。仕方がないのでネットで近所に事務所があるであろう会社のホームページを検索。なんとか郵便番号は分かりましたが、同じ建物でも近所の通りの名前や地域名など、数種類の表記方法があるようで。ちょっと日本では考えられないようなアバウトさです。さすが中国と言うべきか....。
何とか入力も終わり、待つ事2週間あまり。どえらく時間がかかりますなぁ。発送元はYesAsia事務所のある香港の茘枝角なので、深[土川]の事務所からバスと電車で2時間半。よほど自分で直に取りに行こうかと思いましたが、まあ通販会社を困らせてもアレなので思いとどまりました。やがて事務所の郵便受けにこんなものが。
....日本だと郵便受けに直に入れて下さるのですが、中国ではそうも行かないらしい。この紙と身分証明書(つまりパスポート)を持参して、指定された郵便局まで受け取りに行かねばならないのです。事務所から徒歩で片道30分近く、昼食の後汗をにじませつつてくてくと歩いてサインを書いて受け取ってきましたよ。さっそく事務所で開封。正規盤のCDなので周りの従業員が物珍しげに見ております。そう、彼らは正規盤を買った事は無いとか。彼らの所得感覚では同じCDでも盗盤で3千円、正規盤なら1万5千円、と言う感じでしょうか。いいのかそれで?とは思えども、私は彼らの十数倍の給料を取っていますので、よい事ではないのは分かっているけれども面と向かって「盗盤を買うのは違法だから止めようよ」とはなかなか言えません。辛いところです。
さてYesAsiaはCDやDVDだけではなくてデジカメその他の小型家電製品も扱っているのです。この際ですから事務所の備品として適当なデジカメと、寮の自室用のDVDプレーヤーなどを注文してみました。DVDプレーヤーはいわゆる「リージョンフリー」で、世界中のどこのDVDを買っても視聴できるという便利もの。対応メディアはDTS-CD/ DVD-video/ DVD-R/W/ HDCD/ CVD/ VCD/ SVCD/ DVCD/ CD/ CD-R/ W/ MP3/ Kodak Picture CDで、変換方式はNTSC/ PAL両方式。つまりはCDの大きさのメディアは大概読めます(^-^)/。
注文して2週間ほどすると届くのですが、どんな形式で来るかと待っておりました。
と、ある日、私の携帯が鳴り響き、出てみると何やら中国語でまくし立ててきた様子。おかしい。普段私にこういう電話を掛けてくる人間はいないのです。こういう時の応答はただ一つ。
「ニィーダーツォーラ(掛け間違いです)!」
....すると、今度は「Are you Takashi Kishigami?」と英語が。私は英語もペラペラという訳ではないので、同僚の台湾人に応対を変わってもらって内容を聞いてもらいました。どうやら注文した品物に税金がかかるらしいので、用紙をFAXするからサインしてお金を用意しておけとの事。やがてこんなものが事務所のFAXに届きましたよ。因みに「TNT」と言うのはFeDexとかと同じような配送業者の名前です。
なんと217元、日本円にして3千円近くも取られてしまうのです!ただ、と言うかクーポンのアダ買いで入手しようと思ったのがどえらく付きました。それにしても何でこういう値段なんだろう。この手の事は河村さんが詳しいのでメールでお尋ねしてみました。河村さんからはご丁寧にお電話で調査結果を教えて頂きました。デジカメは問題ないのですが、DVDプレーヤーには税金がかかるのだそうです。内訳は関税が20%、増値税が17%、合計37%!も税金を支払わなくてはならないのだそうです(T^T)。明細には手数料50元とありましたから、税額は167元です。あれれ、このDVDプレーヤーの価格はUS$で119ですから、素直に37%となると US$44、365元くらいになる筈です。それよりも通関時のYesAsiaのインボイスではこうなっていたのですが.....。
US$119の品物をUS$15で通していたようです。それならば税金は US$5.55、46元ほどですむ筈なのですが、河村さんからの情報では品目ごとに最低査定価格があって、恐らくそれで計算されているのでしょう、とのこと。となれば最低査定価格は450元くらいでしょうか。因みにこのDVDプレーヤーは中国製です。近所のウォルマートでは800元ぐらいで売られていました。
まあ、勉強にはなりましたが、いろいろ大変です。中国滞在中には下手に通販には手を出さない方がよいですね。
....と言う訳で、帰国してから自分用のデジカメをクーポンで仕入れました。昨年に登場したオライト君に替わってイクサス君の登場です。
Canonのブランドは「IXY」では無いかと思われる方もいらっしゃるかも知れませんが、アジア地域でのブランドは「IXUS」なのです。ヨーロッパもそうだったかな?まあそれはよいとして、取扱説明書が思いっきり中国語でした(^-^;)。本体表示は言語選択で日本語に出来ますので良いんですが。
さて「クーポン方式でいくら溜まっても結局
YesAsiaで品物を購入しないと何の役にもたたない」と書いていました
YesAsiaですが、今年の7月以降からは小切手による現金化のサービスも始まるようです。アダ買いも良いんですが、やはり現金化される方が嬉しいです。欲を言えば今すぐ欲しいぞ、
YesAsia。
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