さてさて、旧正月の休暇明けで日本から戻る駐在員が殺到したのかどうか分かりませんが、もう少し早く行くはずだった深圳出張が18日の金曜日にずれ込んでしまいました。行っても土日じゃん....と言った所ですが、実は土曜日には成型品の品質チェックで工場まわりの仕事が待ち構えておりました。ほとんど「中国てなもんや製造業」です。
空港に着くと結構並んでいます。自分の番が来ました。カウンターの小姐は言いました。「エコノミーが満席なのでビジネスにお回ししてもよろしいでしょうか?」
....もちろん「嫌です」とは言う訳がありません。さすがに座席を取るのも難しい時期だけありました。と言う事で「エコノミー料金でビジネスに乗らせてもいました」事件(?)です。
嬉しくなってチケットを撮っておきました。
こうなるともうあぶく銭の転がり込んだ成金状態ですね(*^^*)。乗る飛行機はビジネスもエコノミーも同じ入り口なので、ビジネスのお客さんが乗り込んだ後に搭乗案内がされるエコノミーのお客さんは、先に配られた雑誌なんぞを悠々と読みながらチラリと向けられるビジネスのお客さんからの視線を感じながら後ろの席に乗る訳です。私もエコノミーチケットで乗ったにもかかわらず同じ階級に居座っていますので、しばし「ふっふっふ、おぬしら哀れよのうヽ(`▽´)ノ」と矮小市民的な優越感を堪能させて頂きました(^^;)。さっそくビジネスにしか付いていないスリッパに履き替えて、いかにも最初からビジネスでチケットを購入したように振る舞う。飛行機の中の雰囲気はこんな感じです。
本当にゆったりしていてくつろげますなぁ....ヽ(´ー`)ノ....
お食事もクオリティーはもちろん、エコノミーの機能一辺倒・アルミ箱じゃなくてしっかり陶器の器に盛られているのが嬉しいです。機内食の内容や今後の食事の詳細は深圳便當紀行を再起動しましたのでご覧下さい(^。^;)。
それにしてもなんですか?この深圳の寒さは!?私は寒い日本を離れて亜熱帯に来たつもりでいたんですが....。なんか、こっちの寒さは骨に来ます。芯から冷えるという感じ。同僚の台湾人からは「日本の方がもっと寒いのに何でそんなに寒い寒い言うねん(関西弁)」と言われてしまいましたが、何か違うぞこれは。
建物。マンションの壁とかがコンクリートやブロックに漆喰を薄く塗っただけで断熱材が無く容赦なく温度を奪う。
ベッド。日本だと布団に入ると「ああ暖かい」と感じるのに、こちらではまず体温を奪われて震える。
....要するに、亜熱帯地域としての構造が暑さに対しては効率的な分、寒さに対しては極めて無防備であると言えましょう。さっぶ〜〜〜いです、マジで。背に腹は替えられませんのでウォルマートで中国でしか着られないようなダサダサセーターを買って今も着込んでいます(--;)。
おまけ。しえらさんのブログに「KENZOと思ったらENZOだった」とあったので、ふと足下にある愛用の室内履きを見てみました。
「NIKE」じゃなくて「NIKF」。NIKEが草履メーカーだとは誰も思わないでしょうが....。それにしてもこの 「NIKF」、どう発音するのかピンインより理解不能です。この手の話題は 中国滞在の方は「ワイキキの角を曲がればABCストア」並に頻繁に経験している事と思います(^^;)。
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