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2004.06.02

やられたっ!

 ここのところブログネタにするのに有り余るほどいろいろと事件が起こり続けています。

 まず先週始めから愛用のスイスミリタリーウォッチが電池切れらしく、日中は朝から夕方まで正常に動いているのに寝ている間に30分〜1時間遅れるという離れ業をやられてしまいました。金曜に到っては2時間半も遅れる始末。人が見ていないからってサボるなー。

 日曜に落ち合ったj氏(仮名)に電池交換について相談。くだんの時計は100m防水なので、きっちり防水機能を維持した電池交換をしてもらえるところでないと任せられないのです。
k「どこでやってるか知っている?」
j「どこでもやってると思いますよ〜」
k「深圳だったらジャスコかな?」
j「ジャスコだったらあるかも知んないです〜」
k「香港で交換できるかな?」
j「うん〜、香港の方が確実かも知れませんね〜」
....私にも思いつくアドバイスをどうもありがとう(-_-)。

 この日曜は用事がなければ事務所に行って仕事でもしようと思っていたのですが、朝も早くからj氏(仮名)から電話があり、民俗文化村に行かないかというお誘いが。何でも、昨日の午後から日本人男性と中国人女性の結婚式が中山市であって、j氏(仮名)はじめ彼の以前の会社の方々が出席されたとのことで、日曜は折角だから民俗文化村を観光しようと言う事になったそうで。私の住んでいるところは民俗文化村から徒歩20分と言うロケーションなので、単に近いからとお呼びがかかった模様。

 お昼前に寮の自室を出たところ、総経理一家と遭遇。結局j氏(仮名)の知り合いも含めて大人数で韓国料理の昼食会となりました。食事の後、いよいよ民俗文化村に。アトラクションも堪能しました。ワイヤーで池の上も滑空しました。

 月曜はFビザ申請のために朝6時過ぎに寮を出発。9時前に尖東の日本旅行社でビザ申請。受け取りの午後2時半まで時間があるので腕時計の電池交換を探しに行くことにしました。ぶらぶらと尖沙咀を徘徊し、スターフェリーに乗船し、上環あたりのビル群を涼みながら渡り歩いてトラムの駅に到着。まあ銅鑼灣の崇光(そごう)に行けば大丈夫だろうとの目論見です。ちんたらちんらたと進むトラムに揺られ、半時間ほどで銅鑼灣に到着。3階だったかにある腕時計売り場に到着。小姐に電池交換を聞いてみると、ここでは出来ませんので、こちらに行って下さいと、引き出しから小さな案内の紙を出してくれました。場所は....上環(-_-)。この暑い中、もうトラムで上環に戻る元気は無いので、地下鉄に向かいました。

 地図では地下鉄の駅を降りて南の、少しぐねった道の半ばにあると描いてあり、嫌な予感のとおり坂道の上でございました。上り坂を見た途端に汗が出てきます。この季節、北回帰線を越えた香港では、昼間の太陽は真上を通り越してやや北から傍若無人に照りつけてくるのです。えっちらおっちらと登って、とあるビルの4階に到着。「いらっしゃいませ〜」、お、日本語。これは期待できそうだ。さっそく電池交換のお願いをして時計を見せると「ウチはカシオの時計しか出来ないんですよ。」

 無駄足でした。スウォッチの店を聞いてみましたが、知らないとのこと。う〜む。そうだ、この時計を買ったのは日本の西武だ。金鐘の西武に行けばスウォッチくらい売ってるだろう。と、再びトラムに乗り込み、金鐘へ。西武の中をうろうろして時計売り場を発見!スウォッチもしっかりあり、売り場の哥哥はスウォッチのTシャツを着ています。これは期待大です。

 さっそく電池交換を申し出ました。が、ここでは出来ないとのこと。どこで出来るのか聞いたら、知らないと言う返事。物を売るならメンテくらい整えておけよ!とブチ切れそうになりつつ退散。こりゃあかなり望み薄だな。念のため近くの時間廊(CITY CHAIN)に行ってみましたが、やはりダメ。香港人は腕時計を使い捨てているのか!?

 仕方ないです。事前にもっと情報を集めておけばよかった。ネットでググって出直しますわ。と、ビザを受け取って帰路につきました。会社の近くから総経理に「もうすぐ帰ります晩ご飯食べるから頼んでおいてください」のショートメッセンジャーを発信。すぐに総経理から電話。「会社は停電して仕事できないので今日はみんな帰りました。」とのこと。なんと停電ですか。ま、会社が使えないなら寮でググるしかないです。と言う訳で直帰しました。帰ったら総経理太太が食事の準備です。こちらもPCのセッティングやら何やらをして、食事の後メールチェックしようと考えておりました。ま、夜は長いですから、ゆっくり検索やらブログやら出来るでしょう。

 と、いきなりブラックアウト。会社に引き続き寮まで停電とは(-_-)。当然ググったりなんか出来やしません。何時治るかも知れず、クーラーも使えないまま深圳の熱帯夜は悶々と過ぎていくのです。

 翌火曜日。寮は相変わらず停電状態。取りあえず出勤してみたものの、やっぱり電気は来ない。これでは仕事のしようもなく、今日は臨時休業。時間が空いてしまったので、試しに深圳ジャスコの時計屋をあたってみることにしました。時計売り場へ行ってみると、時計の修理職人が2人並んで作業しているではないですか。思い切って電池交換をお願いしてみることにしました。

 にこやかながらも年期の入った叔父さん(と言いつつ私より若いかも(^^;))が、専門工具を使って裏蓋を開きます。部品はその都度液体(フロン?....な訳がないか)に漬けて洗浄。外したボタン電池をテスターに計って「電気が確かに足りないから交換します」とのこと。再びパッキンをはめ込み、防水油で丁寧にシールド。裏蓋をしっかり閉じた後は各所を丁寧に洗浄してもらって電池代込みで150元。日本よりだいぶ安くついたと思います。おまけに速い。ものの10分程でした。

 気をよくしてジャスコの裏手から東に歩いていきました。今日はお休みだし天気もいいし。おお、深南大路のちょっと南にこんな庶民的な賑わいがあったとは!気をよくして、途中で看板などの写真を撮りつつ羅湖方面へ。途中、思いっきり路地裏に入り込んでしまいました。人影もまばらですが、子供が遊んでいたりして実にのどかな光景です。と、右側から人が来て「おい、かばんが開いてるぞ」

 え?と思ったら右肩にかけていたリュックのファスナーが2箇所、思いっきり開いていて、当然ながらデジカメはどこにも見あたりません。

 やられました。

 今までメキシコのオコトラン〜オアハカのバスの中(ウエストバックの現金)とか、タイのバンコックはカオサン通りの近く(現金とパスポート)とか、スリに出くわしたことはありましたが、その都度気がついて相手の手を捕まえて未遂ですんでいたんですが....。今回、人が近寄った気配もなければすれ違いざまにやられた覚えもなく、何より音もなくファスナーを開けられていたことに驚きました。あるんですね、こう言うことが。

 しばし呆然としましたが、旅行保険に入っていることを思いだし、そうだ、公安で盗難証明書をもらえばブログネタにもなるしと考え、近くにいる人に聞いてみました。しかし「知らない」「110番に電話すれば来てくれる」との返事。どうしようもないので、近くのビルの警備員室で相談。すると親切に公安の住所を書いてくれました。タクシーで10分ほどで公安に到着。

 拙い中国語で説明をしますが、やはりなかなかうまくいかない。要は盗難証明書さえ書いてくれればいいのだよ。途中、どうもやりとりがうまくいかず総経理に電話。するとたまたまジャスコに来ていたので「オレ行くわ」と、家族揃って来てくれました。ようやく話が進み、取調室へ。途中、留置場とか書いた怪しげな部屋もあったりします。

 取調室では総経理の子供がはしゃぎまくっています。担当官は意に介さない様子。他にも椅子に寝っ転がって昼寝している人もいます。本当にここは公安なのかと思うくらいのどかな風景ですが、総経理が言うには、ここは本来殺人など重大犯罪の取調室だとのこと(^^;)。

 事細かに状況を聞かれ、取られた物の金額(忘れたよ〜)とかを記入。レポートは2枚に及びました。で、私のみならず総経理までも書類にサインを書かされ、右手人差し指の拇印を名前のところや係官が書き間違えた箇所に押しました。この朱肉は普通の朱肉で1日置いてもまだ指に色が付いています(^^;)。

 さてその長々と書いた調書を盗難証明書として頂けるのかと思ったらそうではなくて、調書と同じ番号を記入した紙を一枚もらっただけです。

tounanshoumei.jpg

 調書のコピーはもらえないか聞いてみましたが、これは外に出す物ではないとのこと。この紙片でどうやって盗難状況が分かるのか聞いてみたら、下に書いてある番号に電話して、上の赤い調書のナンバーを言えば教えるのだと言う事です。旅行保険会社がそこまでやるのかしら(やるかも知れないな(^^;))。

 帰りのタクシーの中、総経理が「パソコンは壊れるし、デジカメは盗まれるし、厄年やねー」と一言。そう、今は本厄のまっただ中なのです、私は。でもこれだけの目に遭えばさすがに厄落としは出来たんではないかと。あのデジカメも最後に私にブログネタを提供してさよならしてくれたのだと思おう。メディアは初期化したばっかりでこの週末分の欠落だけですんだし、多分保険金を請求しても減価償却で査定がないくらい古い機種だったし、予備としてメガピクセルカメラ&SDカード付きの携帯電話も持ってきているし、今回は勉強になりました。やはり深[土川]は危ないこともある。用心しなければと心に誓いました。

 寮に帰りました。水が出ないです。しばらくするとマンションの館内放送(そんなものがあったのか!)で、「地下鉄工事のためこれから6時半から30分だけ給水し、後は明日の午後まで断水する。各自備えておくように」とがなり立てていました。停電の次は断水かよー。

 さすが中国。いくら用心していてもどうにもならないこともあるのでした。

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Comments

▼波瀾万丈の日々ですね。手に汗握って読ませていただきました。読者としてはどんどん厄落としを続けていただきたいと思います(^ε^)←コラコラ!

Posted by: うずらまん | 2004.06.03 at 09:29 上午

 うずらまんさん、どうもです。今日も3時ごろにいきなり停電して事務所のパソコンが一斉に落ちました。仕方ないので冷房の効いたウォルマートまで遠征し、店内をうろついて2時間ほど潰して来ました。まだまだ厄が落ちてないようです(-_-;)。

Posted by: 岸上 孝 | 2004.06.03 at 06:50 下午

あ~、大丈夫でしたか?
まぁ、誰でもこんな時があるさ、頑張ってね。

Posted by: 丹梅 | 2004.06.03 at 11:05 下午

 丹梅さん、こんにちは(^-^)/。ウチの同僚に「すられた!」と電話したときに、やはりパスポートとか財布とかじゃないかとビックリしたそうです。
 あまり大事に至る物でなくて良かったと思うようにしています。これからはもっと気をつけて街に出ます(^^;)。

Posted by: 岸上 孝 | 2004.06.04 at 12:53 下午

停電に断水、デジカメ盗難とご愁傷様です。

6/2~3位までの間、シンセン市内の各地区でケーブル線取替えの為停電します、というのが新聞でも通知されていて、その停電地区と時間が書かれてました。
私の住んでいる所では、夜の0時から朝方の6時までだったので、その間窓や部屋内の扉を開けっ放しで寝てました。(他の地区では昼間停電の所が多かったようでしたが。)

盗難に関しては、カバンが開いている事を注意してくれる人はこちらでは稀ですね。無視されるの分かってますから。(親切を装った強盗の可能性があるので、親切で声をかけてもらったとしても、無視して逃げる場合が多いかと。)
シンセンではとにかく、盗難には気をつけないといけませんね。

Posted by: 亜珠 | 2004.06.12 at 04:59 下午

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