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2004.03.24

地携帯電話メーカー

 また仕事絡みで失礼します。

 「地酒」ならぬ「地携帯電話」のメーカーですが、何処までが「地」で、何処からが大手になるのか、よくよく考えると線引きが難しいです。大手でも大抵その都市の名前が冠に付いていますし(これは登記の関係かも知れませんが)、省内だけの販売と言っても地場産業と言っていいものかどうか、広東省だけでも日本の半分くらいの面積がありますし。

 究極に小さい地携帯電話屋となると、二手品(中古品)を手に入れて外装をちょちょいといじってその場で売っているアヤシイところまで色々ですが、まあ、大体は金型を起こしてそれなりに大量生産をおこなうところが多いです。もっとも自分で生産工場を持たずにコネで知り合ったところに作ってもらって組み立てだけとかもあります。

 そう言うメーカーってデザインはどうしているのかと思ったら、デザインしてないことが多いです。これはSAMSUNGのあれ、これはLGのあれ....って、どう見てもコピー商品ではないですか(^^;)。しかもよくよく聞いたら図面が無かったりします。何処をどうやったら図面もなしに金型を起こせるのか不思議でなりませんが、でも出来上がった物は目の前にあるしなぁ。

 この手のコピー商品は、近所の数店舗かとか、ちょっと田舎の街とかで売っているらしいです。ほとんどパソコンの店舗自作製品の感覚です。こう言うのでも販売許可はとらないと売れないそうですが、許可する所管も主に安全規格をクリヤするかどうかを見るだけで、コピーかどうかはまったくお構いなしだそうです。あらまぁ。

 その安全規格も電波漏れとか見るのですが、小さいメーカーは本体裏面に防電塗装を噴いてやるらしく、これは本当は効果があまりでないそうです。某日系のメーカーさん曰く、中国もこれから防電蒸着しないと電波による障害が大問題になるとのことですが、肝心の防電塗装も検査を通した後はコストダウンのために噴かずに量産する事も多く、電波ダダ漏れ状態だとか(^^;)。

....う〜ん、何処まで書いていいものやら自分でも恐くなってきましたが、そう言うところはコピーばっかり作っているんではなくて、デザインを買ってきてちゃんと設計し、大手メーカーに売り込むこともある、いわば兼業コピーメーカーって感じなのです。大手に売れればOEM供給でどんと一儲けできます。

 こういう「人知れず売られるコピー商品」と言うのは多分枚挙にいとまがないでしょう。WTOに加盟しようとも地場産業として根強く生き残りそうな気がします。こう言うのが存在するというのは、やはりこの国はまだまだ流通がうまくいってないのが原因ではないかと。道を眺めてもバスやタクシー、小型などはばんばん走っているのですが、日本でよく見かけるウイング型とかの大型トラックなどはほとんど見かけることがありません。で例によってググってみましたら、こんなん出ました(^^;)。

流通開放は中国経済発展のカギ
中国の流通段階における不正商品の現状と対策

 河村さんのブログでも紹介がありましたが、産業構造そのものがブロック化と言うか、地場的な様ですね。テレビ局も多いし、携帯メーカーも無茶苦茶多いです。お陰さんで私の様な人間にも仕事が回ってくるんですけど(^^;)。

 WTO加盟後五年で流通も自由化しなきゃならないそうです。でも流通を自由化とか民営化とかしたら、政府のコントロールが効かなくなってどえらいことになるような気もします....。

 おまけ。画像がないと寂しいので南方高科章子怡を付けておきます(^^;)。

zhangziyi.jpg

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