西鐵に乗ってみました
この日曜、3週間ぶりに香港に行きました。今回の目的は「西鐵」に乗ることです。西鉄とは博多の鉄道会社....ではなくて、香港の鉄道会社九廣鐵路の新路線です。

今まで九廣鐵路と言えば、地図の「東鐵」だけだったのですが、昨年12月に西鐵が開通しました。去年は香港空港からバスで落馬洲経由で東莞へ行き来していたのですが、開業前から高架の線路が見え、たまに試運転をしているのを見てましたので、出来たら乗ってみよう〜〜などと思っていたのです。
さて我が根城・華僑城から26番のバスで落馬洲....と言うか、中国側の名称は皇崗口岸を目指します。このバスはなかなかのくせ者で、途中で上沙村とか下沙村とかの路地を縫うようにジグザグに走るので、皇崗口岸に着くまでたっぷり1時間はかかるのです。
ようやく税関に着いて行列に着いていき、出境スタンプを押してもらう。ここからは黄色い「ボーダーバス」と言う、出入境専用のバスに乗ります。これで深[土川]河を渡り、香港入境ゲートである落馬洲の税関に。無茶苦茶混んでいて、たっぷり30分はかかりました。その後ボーダーバスに再び乗り込み、落馬洲のバスターミナルで降ります。ちょうど元朗行きのバスが見えたので乗り込みます。本当は落馬洲の最寄り駅は上水なのですが....。
着いたところは元朗西のバスターミナル。なんとここもリトルマニラ状態で、フィリピーナがあちこちにたむろしていました。
ここから西鐵の元朗站までちょっと距離がありますので、この街を通っている軽便鉄道に乗ることにしました。をを、香港14年目にしてついに軽便鉄道デビュー!!

ようやく元朗站に到着。さすがに新しくて綺麗な駅です。

さていよいよ乗車。プラットホームは最近の地下鉄駅と同じように、駅側にもドアのある方式。また地上駅なのに外の景色が全く見えず、まるで地下駅のような雰囲気です。
乗り心地はかなりよいです。列車の連結部が広くて、直線部を走っていると全体が1つの廊下になったようなゆったり感があります。地下鉄の車両も同じ様な筈なのですが、あちらはいつも混んでいて、こんな様に見えることはまず無いのですが....。

列車は途中からなが〜いトンネルに入り、後はず〜っと地下を走っているような感じで、余り景色が見えなかったです。終点の南昌駅で地下鉄東涌線に乗り換え、香港島の「香港」駅で下車。ここまで華僑城から所用3時間。素直に羅湖から東鐵に乗るより1時間余分にかかりました。と言う訳で中環と銅鑼灣で買い物をした後、帰りは天星碼頭から紅[石勘]行きのバスに乗り、素直に東鐵で帰りました。
あの広々とした西鐵の車両や東鐵の車両も、九廣鐵路の近郊電車はみんな大阪の近畿車輛が作ったそうです。日本より乗り心地がいいぞ。羨ましい。
おまけ。椿鮒子の雷波少年的VIVA台湾!....な訳がないか。

香港行った日が台湾総統選挙の翌日でしたので新聞を見てみました。吠えてます。テレビニュースで野太くもヒステリックな声で「選挙無効〜〜〜〜!!」とか叫んでいるのが聞かれましたが、この人なんでしょうかね(^^;)?
Click! >>>>> 世界中からBLOG <<<<< Click! | ||
« サモサ | Main | 地携帯電話メーカー »
The comments to this entry are closed.
Comments